癒しの白樺森林浴 《白樺樹液ツアーに参加して》
4月9日、10日の2日間で白樺樹液の採取ツアーに行ってきました。
昨年行った方のお誘いを受け、子供2人を連れ親子3人で行きました。(上は大学生の娘、下は自閉症の息子)久しぶりのバスの旅だったのでちょっとウキウキです。
ツアーの参加者は何回も参加しているベテランの方から、私たちのような初心者までとさまざまでしたよ。
出発して2時間半、昼食をいただく十勝清水の公園内にあるお店に到着しました。こちらでは地元食材を使ったヘルシーな食事をいただきました。食後にとうもろこしのお茶もいただきましたが、独特の香ばしい香りによってお腹もいっぱいになり、大満足です。
次に旧幸福駅を見学しました。鉄道は廃止されていますが、駅舎の中は願い事を書いた紙が沢山張られていました。幸福の鐘を鳴らし、家族の健康をお願いしてきました。
最後に牧場の半田ファームさんに向かい、おいしいホットミルクとチーズをいただきました。チーズは手作りのもで、初めて食べるものばかりでした。その中でも特に、みそ仕込みのチーズが人気でした。他にも豆腐風のチーズなどそれぞれ風味がありアルコールがほしくなりましたね。
そして、いよいよインカルシペに到着しました。しかし、天気は曇り…しかも雪もちらちらと降ってきて…寒い!
オーナーの米山さんとの挨拶もそこそこに急いで樹液採集の準備をし、グループ毎に作業を開始しました。
木にドリルで4センチ程の深さの穴を開け、そこに樹液を流すチューブを差込み、樹液を入れる缶(専用の入れ物?)とつなげてビニールで覆って準備完了です。ドリルで開けた穴はどのくらいで直るのかと心配になりましたが樹液をいただいたあとはきちんと木で埋めるそうです。辺りを見回すと、以前に穴が開けられた木には処置がされており、白樺の木はとても大切にされていました。「穴を開けてごめんなさいね。大切な樹液を少しいただきますね。」そんな気持ちでした。
そして今回のメインであった白樺の樹液は想像していたよりもサラッとしていて、ほんのり甘かったのが印象的でした。また、カルシウムやマグネシウムなど様々なミネラルが豊富に含まれて肌にもいいそうです。
夜ご飯は樹液を使ったホエー豚のしゃぶしゃぶ。これが絶品で、樹液の効果なのかお肉は柔らかくとてもおいしかったです!
2日目は樹液の採集です。一晩かけてポタポタとゆっくりたまった樹液を集め、ペットボトルに入れました。気温が低いときはあまりとれないとのことでしたが、この日は昨日からの寒さで缶の中の樹液も凍っていたにも関わらず、一番とれたグループでボトル4本近く取れました。お土産に1本いただきました。
採集のあとはそば打ち体験です。湿度にも左右される繊細な作業で奥が深いな〜と感じました。お昼にはそばのしゃぶしゃぶをはじめとしたそば尽くしのお料理の数々。初めて食べるお料理ばかりでついつい食べ過ぎました。
インカルシペで記念撮影したあと、米山さんはじめスタッフの方に見送られて帰りのバスに乗り込みました。
途中、源ファームさんに立ち寄りホエー豚のハムとソーセージをいただきました。やわらかくてとてもおいしく、子供たちは他の方からもいただいて沢山食べていました。お土産に豚丼のセット等を買ったのですがこれもおいしくいただきました。ホエー豚最高ですね!!
はじめての参加でしたが、自然の中でゆったりと過ごすことができてとてもいい時間でした。息子は白樺林のなかのハンモックが気に入ったようでした。森林浴で自分癒し……いいですよ!