平和と教育を考えるツアー連絡会  
これまでの企画


「平和と教育を考えるツアー連絡会」とは

平和と教育を考えるツアー連絡会 会長 鴫谷節夫
2004/06/12


平和・国際友好について、深い関心をお持ちの団体・個人の皆さんへ!


私たちの連絡会は、1987年1月、当時の北海道高教組平和教育推進委員会の企画で、「第1回平和と教育を考える沖縄ツアー」を実施して以来、20年にわたる地道な活動によって北海道の平和教育運動に大きく貢献してきました。

「沖縄平和を考えるツアー」は毎年欠かさず実施され、これを軸に多くの団体やグループに広がって、北海道からの“沖縄平和ツアー”参加者2,000名を越えています。 

「韓国・歴史と文化の旅」を始め、中国・ベトナム・ヨーロッパ・ハワイへと広がり、国際的交流も韓国の堤岩教会の姜牧師・ベトナムのドクさんとの交流などをおこなってきました。

これらのツアーや交流に参加した皆さんは、自らの認識を一変させる衝撃的な事実の現場に立ち、戦争の残酷さと平和の尊さを深く体験することができました。

同時に、沖縄でも韓国でも、その美しい自然や豊かな文化と歴史、平和と民主主義を前進させるために活動する人々との交流は、忘れ難い思い出となり、自分達の日々の活動のエネルギーとなっています。

戦後60年がすぎましたが、沖縄の人々は、あの日と変わらぬ米軍基地の重圧の中にいます。

中国、台湾、韓国、オランダなど多くの人々が、日本に対する戦争加害責任の追及と謝罪、補償を求める裁判を起こしています。こうした状況の中で、平和教育の課題は、学校教育だけではなく、家族・社会などあらゆる場面で行わなければならない日本国民全体の課題となっています。

私たち平和ツアー連絡会の作る旅行は、この課題に応える活動の一環を担うとともに、商業主義に毒された観光・買い物に終始するツアーと違い、旅行の本当の楽しさを満喫できるものです。